書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

生活の一部分だけ変えてみる

 

・いつも手提げカバンだけど、明日はリュックに替えてみよう。

・3時のおやつ、いつもポテチだけど今日はケーキをにしてみよう。

・今日はめずらしく自分から挨拶してみよう。

 

決まり切ったルーティンから少しだけ道を外れてみると、これまでとちがった世界がみえてくる。今日はビールを飲むと思ったかい?ざんねん、生まれて初めてワインを飲むのだ、という具合に。

 

生活の一部分だけ変えることは、神様にフェイントをかけているような気持ちになる。きっとそれでちょうどいいのだ。世の頑固オジサンたちは、朝決まった新聞を読み、きまった味のコーヒーを飲み、きまった部下に業務連絡している。凝り固まったカチコチ頭だ。なんの変哲のない日常に、きっと神様は退屈してしまい、そのうち見放されてしまうだろう。

 

明日はどんなフェイントをかけてやろうか。こういう考えはしぜんと心に余裕をもたらす。

 

それはきっと、現代を生きる色んな人にとって大切で、もっと必要なことのような気がする。そうだな。まずは牛丼のサイドメニューをお新香から味噌汁に変えるくらいのことから始めたらいいと思うのだ。