書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

仕事において否定されるのはあなたの人間性じゃない。あなたの仕事のできなさである。

 

 映画「プラダを着た悪魔」にこんなシーンがある。女編集長が新人に対し仕事のことについて提言する場面。それを聞いた新人は腹を立て、別の上司に愚痴を言うが、その上司は「そんなことでへこたれるな。彼女は仕事をしているだけだ」と一掃するシーン。

 今でも仕事をしていて、とある指示にいらだちそうになったとき、そのシーンを思い出す。当然、必要以上ないじめ的指導は問題だが、多くの勤め人はヒマじゃない。

 ちょっとくらい大ざっぱな指示であっても、受け手側はそこまで気に病むことはないだろう。重要なのはソレが仕事なのかどうかの一点である。

 仕事において否定されるのはあなたの人間性じゃない。あなたの仕事のできなさである。