書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

楽しいことをしているときより、楽しいことを考えているほうが好き。

 

楽しいの真っ只中よりも、その楽しさを予想妄想しているときのほうが遥かに最高である。まだ物事が起きていない段階というのは、好きに空想していい時間である。許されるかぎり妄想の限りを尽くしたいものだ。それは全可能性が手のひらの上にある感覚に近い。楽しいことについてはまさにその通りなのだが、これが悪いことの場合だとそうもいかない。悪いことを想像するとき、無限に無限に悪いほうへ頭がいってしまう。人間のよくない部分、生まれつき悲観主義たる部分が出てしまう。むしろ悪いことが実際に起きてしまったほうが、他の事前に妄想していた悪い可能性をすべて排除できるため、いいのかも知れない。ともかく要約すると、楽しいことの妄想がやはり最強であるということだ。