書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

自分と向き合う時間が多いほど、未来を描ける

 

いま長めの休暇中だ。ふだんは忙殺されて手につけられないことに現在順番に取り組んでいるカンジだ。全体の時間が底上げされているので、自意識の時間というものが当然のことながら増える。読みたかった本、見たかった映画、メッセージを送りたかった相手。滝のように流れてくる。社会人になって、こういう自分と向き合う時間がめっきり減った。私だけじゃないだろうが。人生で物凄く大事な時間なのに。サラリーマンという人種柄から、空虚な時間があれば、悲観的な妄想をはじめてしまう。会社にコキ使われて、おじいさんになってボケていって、記憶がなくなって、しんでゆくという未来まで見えてしまう。やりたいことはいずれ分かるから無理して今何かを始めなくてよい、という人もいるけれど、そんな人達に言いたい。「じゃあ、やりたいことが今できなくなったら、どうするの?」 将来のためにする我慢は、けっきょく、今の自分を犠牲にしている。走り続けなきゃいけない。とくに僕の場合は、一日でも止まってしまったら、ほんとにあとはボケていくだけだと思うから。