書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

忘れるために書く、忘れないために書く

 書くことの意義は大きく二つある。それは、忘れないために書くことと、忘れるために書くことの二つだ。

 

 忘れないために書くというのはオーソドックスな方式である。書きながら声に出したり脳内で反芻すると、記憶にも定着しやすくなる。もはや文明発達からの人類の習わしであろう。

 

 しかし反対の、忘れるために書くという事象はどうだろう。それを実践した内容を紹介する新刊本が続出するようになった。たとえば、忘れたいことをひとしきり書いたあとに、ビリビリに破いて捨てるといったようなことだ。

 

 以上のように不思議であるが、書くというひとつの行為の中に、相反する二つの効果があるのだ。幸いにも私は、暗記するためとか忘れないために書くことのほうが多い。こちらのほうが世間的にも一般的なのだと思う。

 

 じつをいえば、目的はどちらであっても大した問題ではない。重要なのは「自分の意志」でそれを書いているかどうかだ。もし「書かされ」ているのなら、どんな効果もきっと期待できないからだ。

 

今のそれは、忘れるためなか、忘れないためか

「書く」という特別な行為に今一度向きあいたい

係長に相談してることを課長に相談された話

話をまとめると、係長にある一件を相談していた課長。そしてその話を私にもしてくれて、相談してくれたということだ。

 

これの何がうれしいかというと、ゲシュタルト崩壊になってしまいそうなくらい何度だって言うけれど、だってさ、課長が係長に相談してることを平の私にわざわざ相談してくれるところに「私って、信頼されてるんだな」と純に思うわけなのだ。

 

たぶん課長はそこまで考えてなく、ただ判断の材料として欲しかっただけだと思うが、それでも、いやそれこそが十分に嬉しいのだ。恐らくいつもより課長の話をヘドバンしながら聞いていたであろう私であった。

 

いい店員には相応のフィードバックを

今朝きいてたNHKラジオ。日本のホテルについてホテル好き3人の中年男性が語りあうステキな番組。

 

まず、ホテル宿泊入室時に部屋に置いてある清掃員のメッセージカードについての話だった。きれいに掃除準備がなされていたら、清掃員の書いたメッセージカードにそのまま「きれいなお掃除をありがとうございます。これからの滞在が楽しみです」等と手書きでそこに書いておくそうだ。さらに余裕があれば、清掃員以外にも、その日印象に残った素晴らしい接客をしてくれたスタッフの名前を書き添えるのだそう。

 

そして今度は私の話。つい先程、アマゾンのKindle本を誤タップ購入してしまった。返品手続きをカスタマーセンタースタッフとのチャットで行った。小気味いい返信速度で(むしろ自分の返信が相手を待たせているくらいの素晴らしい速さで)、手続きはアッという間に完了した。

 

その直後、アマゾンからカスタマーサービススタッフ評価についてのフィードバック依頼に関するメールが来た。評価項目すべて★5にしておいた。もちろんこれをスルーすることもできた。だけど、正当な評価をしっかりフィードバックしてあげることで、この対応の素晴らしい方が、これからもずっと継続して、ここで素晴らしい働きをしつづけられる。だからこうしたフィードバックには意味があると思うのだ。

 

いいスタッフさんには、働きに応じたそれ相応のフィードバックを。いい循環の始め方を、今日は一つ、学ぶことができた。

才能は努力で買える

 説得力に欠けるだろうが、日々ぼんやりしてる私から言わせてもらう。才能は努力で買える、と。時間とヤル気を持て余している人には絶対に訪れないチャンス、それが努力なのである。そして、努力が実を結んだときに才能が開花する。つまり、努力は唯一、才能を買うことができる通貨なのだ。念じたってプロ野球選手になれないし、念じたってプロのライターになれる訳でもない。才能はやはり努力でしか買えないのだ。そんなこと、物心ついている人なら全員が知っている。ではなぜ、それを人はしないのか?


 人が頑張らない理由、それは「面倒くさいから」「今の自分に満足しているから」の二つの理由しかない。これはなにも人間を作った神様の設計ミスではない。もしも全人類が真の力を発揮してしまったら、きっとこの地球は滅ぶだろう。一定数の怠け者も必要なのだ。
 だから、やる気スイッチが人によってバラバラなのも、面倒くさいと感じるポイントがまったく違うのも、努力へのハードルの高さ低さが異なるのもそういった理由からだ。


 一部の目覚めた人の一部の努力しか報われない世界の仕組ゆえに、人類は生き延びて来られたのだと思う。そして万が一、これっぽっちの僕の文章で、誰か1人でもヤル気にさせたのなら、あなたの人生はこれからグルングルン回転しだすと思う。それは相当コスパのいい、努力のきっかけだからである。

明日に借金しない

明日の自分が全部なんとかくれると思うな

時間が勝手に解決してくれると思うな

 

今日を全力で生きるからこそ、明日が光輝くのだ

明日のことなど眼中にするな

 

まぶたを閉じ、深呼吸して、夢の中へ

明日に借金しないためにまずは心安らかに眠りについてみる

 

寝る前の読書、ゲーム、スマホ

快眠につながるのなら何でもいい

寝る前にストレスを作らなければなんでもいい

 

就寝ギリギリまで細かいことを気にすることなく、王様になったような大きな気持ちでいるのが最高だ。

明日を諦めない人は、まず睡眠に全力だ。