書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

人がいちばん賢そうに見える動作は読書だと思う

 

沈思黙考して視線をうつむく姿、本のページをめくる音、本を閉じ思想にふけっている姿。どれをとっても読書人の姿は美しい。高次欲求をいかにも満たしてますという圧倒感もいい。たとえば僕は本一冊読み切ったあとに自分の顔を鏡で確認する。めちゃくちゃいい顔をしているからだ。いかにも満たされているという感じがするのだ。実際満たされているのだが、鏡での確認により、よりそれが客観的な現実となるようで誇らしい。ひとつだけ忠告するとすれば、読書人みんながここまで変人ではないということだ。