書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

怠けないように本を読んでるだけです

 

 無意識そのままの状態ならば、勝手にスマホゲームを始めたり、ユーチューブを見だす。このように、きほんだせいで生きてます。たとえば仕事のとき、甘いクッキーを差し入れでもらったとしても、仕事が一段落してから食べたほうが1.5倍増しで美味しいように。

 

 読書するという頭脳労働をしたあとにゲームをする。プラスの後にはマイナスを、マイナスの後にはプラスを入れたくなる。色々あった一日の中でそれらが幾度となく打ち消されあい、ゼロになったとき、僕は眠たくなる。

 

おまけに言うと、眠気には2種類あって、ゲームからくる眠気は呆気なく機械的であり、読書からくる眠気は愛しく価値がある。

 

 それは本がただ好きということもあるけれど、こうやって、プラスとマイナスでバランスを取るやり方が僕の性に合っている。だけど世の中は広くて、読書や勉強とかの辛いことをずっとやり続けられる人がいる。ほんの一部の1%にも満たない天才たちだ。天才な彼らは「ゴールした自分の姿」という1ページにも満たない一瞬の妄想だけで、目標まで突き進むことができる。

 

 それはそれで羨ましくもある能力だけど、今からその能力を身につけられる自信はないので、僕はこれからもバランス型人生でいこうと思う。少しの本やゲームと少しのお金だけで、そこそこの人生をそこそこに輝かせることは可能なのだ。

 

" 生 "という字は別の読み方をすれば生(なま)

つまり、人生においてある程度(なま)けることはきっと必要なのだ