書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

知の多忙

 

今日は一日家にいた。一日中、本とか教養ラジオに触れていた。ふと、知の多忙という言葉が降りてきた。なるほど、なかなか悪くない。

 

知の多忙は、人間だからこそ可能な、高尚な趣味だと思う。知的好奇心だけは年寄りになっても衰えないだろう。

 

知の多忙をまさに極めているときの時間経過は早い。没頭していることの証だ。興味深いことに、知はさらに他の知を呼び寄せる。本から映画へ、映画から本へ、ラジオから本へ飛び火し、知識は連鎖する。

 

それらは、一日の終わり、枕元にて充実感として頭の中を巡ることだろう。運動はケガをするリスクがあるが、勉強はケガをすることはない。頭を動かすことはノーリスクで絶対に安全であり、なおかつ楽しいことなのだ。

 

噛み締められる幸せの一つとして、これからも知の多忙を極めていこうと思う。