書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

あたたかい部屋で、ゆったりとブログを書く。

 

あたたかい部屋でゆったり書くブログ。これって、たまらないほど幸せなことはないだろうか。当たり前のことではない。幸せを享受できる頭と、元気な体がなければならない。たまにふと原点に立ち戻ることは必要だ。今の環境を当たり前に思っている自分は、どこか慢心的である。双六でいえば、ずっと一位を独走している状態。マリパでいえば、なんだろう。

 

とにかく、あたりまえとは恐ろしい概念だ。幸せが、いとも簡単に埋もれてしまうからである。朝起きられることだって、立派な幸せなのだ。朝起きたくても、朝起きられないことだってある。好きな食べ物を食べられるときに、食べられないことだってある。現代人はあまりにも忙しく、時間の一分一秒も惜しいくらいに、仕事に遊びに働きづめである。いちいち立ち返ってなどいられない。だけどそれは、ほんの少しの自分の時間をもつことで、ほんの少しだけその状況は改善されるものなのだ。

 

視界を一時的に遮断する。目を閉じるだけでいい。聴覚を遮断する。自然界の音に耳をすませる。一度すべてを受け入れてみることに集中するのだ。僕にとっての幸せは、あたたかい部屋でゆったりとブログを書くこと。だれも入ってこられない、ジャマされない僕だけの特別空間。それをゆっくりと、一人でいそいそと形成していく時間が本当に愛しいのである。