書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

匿名の誰かを褒めてみてると…結果それは自分のことを褒めていた。

 

 

あなたはすごい。
何がすごいかというと、すごいなんて言葉じゃ足りないくらいにすごい。


だって、こんな得体のしれない僕の文章を見にきてくれているから。それは、僕という一人の人間を間違いなく喜ばせているし、事実、僕もとってもうれしい。
 
朝も早く起きられるし、朝ごはんもちゃんと食べるし、会社も行くし、バイトも行くし。人の言うことも聞くし、時間もちゃんと守ってる。それに、少しでも現状を良くしようと、世界を肯定的に捉えている。 


長期休みがくれば、ちゃんと親元に帰って、元気な姿を見せるし、それが、元気な顔を見せるのが一番の親孝行だと知っている。照れながらも、子供というのはいくつになっても、親の元気な顔が見たいのだ。


とにかくあなたはすごい。


昔からの友達を今でも大切にしていること。お金のかかる趣味をしていないこと。堅実なこと。発想が現実的なこと。


自分を褒めることは、他人を褒めること以上に難しい。だから、まったくの赤の他人を空想しホメてみる。たとえば、僕の場合今回は、読者様のことをふわ〜とイメージしてみた。別に特定の読者を想像していたわけではないが、どうせなら、ここに書くのならそっちの方がいいと思った。


もしかすれば、先述してきたあなたの"すごポイント"が、奇跡的に本当に当てはまっているかもしれない。


でも僕は、やっぱり、今回あげたポイントが自分のことを言っているようでならない。


ぼんやりと、目の前の誰かもう一人を想像して褒めてみること。そして、それは自然と自分が人から投げかけてほしいポイントだったりするのだ。