書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

同じ種類の本ばかり読んでる人って..

 

 

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あなたは今、どんな本を読んでいますか?

今回は、私の身の回りに実在している人物のことでその読書方法に疑問があり、それを改善すべく、最後にみなさんにもご協力を賜ることができたなら、と思い筆をとらせていただきました。

 

その人がよく読む本はジャンルがほぼ決まっています。

・断捨離関連

・人生観の指南書

・部屋の片付け術

 

主に以上の三つです。

 "読書は自己投資"という格言は今も昔も言われていることですが、逆に偏読(読書の趣向がかたよること)に関しては、あまり褒められたものではないのでは?とその人を見て感じてしまったのです。

 かくいう私は、偏読はあまり好まないタチです。というより、それは私が飽き性だということも関係していると思われます。

 私が考える読書の最大メリットとは、自分の人生で体験できないような、他人の人生を追体験できることと思っています。

 だから同ジャンルの本を読み続ければ、手持ちの本同士で共通箇所が重なって、自分の身についていくとは思うのですが、それだけですと素直に「もったいない」と思います。

 

 

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ちなみに私は現在、司馬遼太郎の歴史小説、仏像の歴史の二冊を併読しており、本棚には、

 

・芥川賞受賞作の小説

・広辞苑が生まれた由来

・孫正義の偉人伝

・重力波 / 新発見に関する考察

・急成長中の企業一覧(新書)

・時間の比較社会学

・ある哲学者の伝記

 

以上の書籍が主に並んでおります。これだけで私が重度の飽き性だということがお分かりかと思います。

このような広範囲の読書によって、新たな世界はいくらでも切り開くことができます。

 

 様々な価値ある追体験が可能な機会を、一つのジャンルだけに固執するのは、やはりもったいないの一言です。

 しかし、偏読があまり良くないことと分かっていても、その人にとっては「読書=自分の好きなものだけ読む」という方程式がすでに成り立っているのか、多読をオススメしづらい状況ではあります。

 ホリエモンこと、堀江貴文さんは学生時代に、地元の図書館の本を、端から端まで全部読み尽くしたという逸話をお持ちです。そういった特殊な方は、おそらく「自分が知らないことは無い」という状態を常に維持しておきたいという性質をお持ちなのでしょう。

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私は何もそこまでしろ、とは言いません。

テレビ、新聞、同僚の会話といった小さなヒントをたよりに枝分かれしていくように徐々に、自分の見識を読書の世界へと投影してほしいだけなのです。

 

ここで読者のみなさんに、お聞きしたいことがあります。

人に「色んな本を読んでほしい」と伝えるとき、どのように言えばいいでしょうか?

 

その人の生き方に関わることでもあるので、そこそこ悩んでおります。

思い浮かばれた方、是非ともご教示いただけますと幸いです。