書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

大人は失うものが多いから、たくさん稼がないといけない。

 

小学生の頃は数百円のお小遣いしか出なかった。だけどそれでも、友だちと遊んだり、家族で出かけたり、今とはまた別の楽しさがいつも日常の傍によこたわっていた。きっと満たされるものが多かったから、お金は最小限でよかったのだ。いっぽう大人は、無理をする機会がふえてくる。下げなくてもいい頭、気を遣わなくていい相手、家庭内仕事内といった異なる役割を演じること。責任がふえると代償もふえる。大人というのはまことに物入りである。そんな大人は失うものが多いから、たくさん稼がないといけない。子供時代以上に、マンタン満たされるまでに時間と金がさらに必要なのだ。Lv6のコラッタは一瞬で次のレベルへあがるが、Lv50のゲンガーはそうはいかないのだ。さて今宵それでは聴いていただきましょう。悲しき大人のポイズン ー言いたいことも言えないこんな世の中はー