書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

なんでもない日常こそ、きっと特別なのだ。

 

平日はスーツを着て出社する。代わり映えのない人間関係に身を置きつつ、通常業務をこなしている。休日は好きなお菓子を食べたり、TVを見たり、本を読んだり、ゲームをしたりする。コピペのような日常に気づいたとき、虚しさが胸に押し寄せる。しかし、特別と平凡なんて誰にも規定されない。特別と平凡のちがいは個人の主観によるものだ。ならこの今の日常を特別と思い込めばいい。そもそもそんな物差しを持ち合わせていなくてもそれはそれでいい。むしろ気づかないほうが幸せなこともある。平凡だからといって焦りを感じる必要はない。第一、その焦りがなんになる。人からとやかく言われようと、今まさにこの自分は、紛れもなく"生"を謳歌しているのだ。それ以上の一体何が必要と言うのだろう。なんでもない日常こそ、きっと特別にちがいない。人生の大半の時間のことを日常と言う。特別かどうかは自分だけが知っている