書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

本の重さが心地良い

 

本という、分厚くて、重くて、夢がつまった創作物が好きだ。デジタル全盛期の現代においても、ちゃんと信頼できる情報源として唯一無二の地位に君臨している。なかなか難産の子であり、執筆に加え、校正、印刷、製本、販売とめちゃくちゃ手間のかかる子だけれど、一度人の手に渡るともう手放したくないと強く思わされる。絶版されたら二度と手に入らないということもある。それに何より、本を読んでいる人の姿はうつくしい。