昼休み定刻12時00分になった瞬間、鞄をもって立ち上がり、そのまま食堂へ足を運ぶ私。
人はそれを見て、ランチタイムを察知する。私が立ちあがると皆がソワソワしだす。
とまあ、さながら我ながら世界的哲学者カントの逸話のよう。カントは毎日必ずきまった時間に散歩をしていた。人々はその姿を見て、時計の時刻を合わせたといわれているほど正確なものだった。
他人の視線第一の現代人へ警告する。休憩時間になるとウレシサのあまり席を飛び立つあなたへ。そしてその後罪悪感とともに人の目を気にしてしまうあなたへ。それについてなんら問題はないのだよ。
だって、やってること、カントじゃん。