あるとき我に返った。カフェなんて完全娯楽だし、家でも作業はできるし、ムダ使い極まりないなと考えていたことがある。しかし今ではそうは考えていない。むしろ、週末になれば息を吸うように躊躇なくカフェへ足を運ぶのだ。一つはサードプレイスという考え方の浸透だ。自宅、仕事場に次ぐ第三の場所。そのなかでも最も「自分」でいられる、しかも一番居心地のいい場所がここなのだ。もう一つは、友人に、自分のカフェ癖が気になってると相談したときに「いいんちゃう、それくらいは」と言ってくれた。たしかに!と一気に氷が溶けた気分だった。そんな一回何千円という娯楽じゃないし、しぜんに体が求めてる(染みついてる)ものだからと、落ち着きを取り戻すことができたのだった。カフェ代なんて、小指の爪の先くらいの小さな悩みだったのだと。今では以前よりもっとカフェでの時間が好きになりました。こうやってブログを1本まるまる書き上げることもできます