書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

埋もれていたはずの言葉たち

 

ふとなにかを頭の中に思い浮かべること。それらの多くは一瞬で消え去る。だから我々はそうならないために、積極的に書き取らなければならない。しかし現実問題、それはできない。せめて、心に残ったことを書きとめていけばいいのだ。言葉が生まれるのは偶然であり、奇跡の産物である。生み出されたソレが、もう人生のうちに二度と巡り合わない言葉である可能性もある。忘れないように、日々の喧騒に埋もれさせないように。それが言葉を生む者の責任でもあると思う。