書くザトウクジラ

文字に、全振り。

棺に入れるものだけ手元に残せばいい

 

いま頭にある欲しいものをざっと並べてみる。

新しいメガネ、新型スイッチ、新型スマホ、ノートパソコン、アディダスの靴‥

 

ほんの数秒でこれくらい思いついてしまう。

しかし、いずれにも共通するのは、「今」だけ楽しめるものだということ。せいぜい、今このときを楽しむための"モノ"に過ぎないのだ。

 

たとえば、同じ"モノ"でもカメラなんかはちがう。

カメラは写真を撮影ができる。高精細な思い出を後世に残すことができる。つまり、写真は自分の一生を超えて、残り続けるモノなのだ。

 

こういった、ほんとうの意味での持続性をもったモノだけを周囲に置くことは、ほんとうの意味で満たされたことになるのだと思う。

 

棺に入れるものだけ手元に残せばいい。

もしくは、後世に残り得るものだけ手元に残せばいい。

 

それは、断捨離という簡単で今風な言葉でも言い表せられない、もっと深遠なものである。