書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

「生きてる」と実感できることにお金を使えばいい

 

お金を使う基準というのは、人によってバラバラだ。お金の使い方には、その人の価値観や現在の環境など大きく関わってくるからだ。あまりにも複雑なので、もっとシンプルな基準はないかと考えてみた。結果、生きていることを実感することに使うのが一番だと思えた。これが最もシンプルかつ直感的である。

 

たとえば、食べること、旅行すること、誰かと遊ぶことなんかは、まさに生きていることを実感する代表例だ。今このときが自分の人生だと声を大にして言い張れる瞬間である。

 

とはいえ、無駄遣いをしてしまうこともある。人間だから。だが、ほんとうに好きなことに対しては、無駄遣いしたという事実でさえも良き思い出となるはずだ。

 

とにかく、一瞬でも買い迷ったときには、「いま生きているか?」と自問する。さらにそれを入手することで「もっと生きていけるか?」と再び自問する。この二つの問いを乗り越えられたとき、たいがい、我々はお金の使い方を失敗しない。