書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

本とは花であり、野菜である

 

本は花だ。

 

机のうえに表紙を上にして置くだけで、圧倒的な存在感がある。それはまるで凛とした一輪花のよう。部屋の一角に置いておくだけで、気分を無条件に高揚させる。

 

本は野菜だ。

 

食べなくても生きていけるけれど、良質な血を作るためにはやっぱりそこそこの栄養が必要なのだ。

 

以上のように、本というものは、近くに存在するだけでどこか嬉しくなるし、読めば体の一部になる感じがする。

 

本を読むことはもはや三大欲求に加えてもいいのだと思う。