書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

いつも笑ってくれる人がそばにいるということ

 

かれこれ8年以上そばにいる人がいる。とても大事な人だ、と言葉に表してもどこか安っぽい。大事なことはかえって言葉にしないほうがいい。ムーミンも言っていたことだ。しかし、そこに間違いなくある事実というのは、長年連れ添ってくれているということ。その事実は誰も否定しようがない。そしてたとえ誰かが否定してみたところでなんの効力もない。当時言っていたことに対し、反応をくれる又は笑ってくれる。そして今も変わらず笑ってくれる。何よりすごいことだ。まるで魔法の合言葉のように。それはどれほど月日が流れていようと効果が薄れることはない。相性がいい、と言えばそれまでになってしまうし、やはりここでもムーミンの言葉を思い出さないわけにいかない。奇跡とも違う、運命とも違う、心のもやもやが。言葉にならないものこそ美しいのだと思う。言葉によって魔法の封印は解かれてしまう。温かいものをただ胸に抱きしめる。それでいいんだと思う。あえて名付ける必要はきっとないのだ。