だから人は、何か思いもよらぬ困難にぶち当たったときでも、思考を張り巡らすことができる。物事が万事うまくいってるときでさえ、最悪のことを想定するほどだ。
人は、息がつづく限り、少しでも可能性を見つけようとすることができる種なのだ。
その過程で私は、前を向く言葉を見つけることができた。まさにこの、人生は常に修正可能であるという言葉だ。
失敗したところでそれが最後じゃないし、
明日も明後日も、生きるという動作はつづいてゆく。
嫌なことを言ってきた相手と、明日も明後日も顔をあわせ続ける。それならばいっそ、人生は常に修正可能だと開き直れば良いのである。