書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

昔ながらの時間の使い方

 

昔ながらの時間の使い方に最近ハマっている。その代表例が紙の本を手でめくること。ただ紙と眼の対話。薄っぺらな紙に乗る、情緒と情報。二次元に対して、これほど心動かされるのはやはり本だけだ。カジュアルな本は電子書籍で、硬派な本は紙で買いたい。指の触覚を通して、ダイレクトに脳に伝わるような気がするのだ。こういうレトロで原始的な体験は、現代ではますます希少だ。さらに読書ほど手軽にできるものも少ない。またスッと耳に入れるだけの音楽というのもアナログチックで悪くない。たとえば最近のゲームなんかはもう何もついていけない。ポケモンドラクエも昔のやつが最高傑作だ。最低限の映像は、最高度の脳内補正へつながる。僕の手に残るはもう本と音楽のみ。その2つだけが僕の心を空っぽにしてくれる…