書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

人はみな、人生を変える出来事に遭遇したがっている

 

何かしらを、探してる。

すべての行動が結局そこに帰結している。

 

Twitter徘徊、ニュースアプリ斜め読み、読みたい本探し、行きたい旅先探し。結局ぜんぶ、自分が変わるための取っ掛かりに過ぎない。

 

同じような人生が続くと想定された瞬間に、人は重たい虚無感に苛まれる。抜け出せない無限回廊のような息苦しさを。

 

たとえば、就職後は人生のとりあえずのレールが敷かれる。変わりながら順応してきた自分との決別。それが、今後は変わらないようにしなければならないという重圧にかわる。

 

人生のセミリタイアの広まりにより、ちょっとずつ社会は変わりつつある。やっと、人々が人生の意味を理解しつつある。人生はじぶんのものという気づき。人生は自分でどうにかできるもの。

 

ほんの僅かな人々がもうすでに行動している。少なくとも彼らは自分の使命に気づいたのだ。

 

そんな彼らを羨ましそうな目で見るのは、未だ人生を変える出来事に立ち会えない者たち。「人生とは不変である」と信じてやまない、新しい行動をしない者たち。

 

彼らに本心なんて分からない。そもそも本心が存在するのかさえも分からないのだから。