書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

人が無意識になるとき、脳内をさらけ出す

 

人間、否応なく無意識になるときは訪れる。

 

たとえばMRI検査中。たとえば課長の朝礼中。

そのときに頭をよぎることが、自分の脳のキャパシティだと思うのだ。画面の前のあなたは笑うかもしれないが、たとえば私は、スマホゲームのガチャのこととか、週末は何しようとかそういうことを思い浮かべる。所詮そんな程度の人間なのだということだ、という禁句は思っても言わないようにする。

 

これが、たとえば世の外務大臣はどうなんだろう。きっと国際問題とか考えているのだろう。マーク・ザッカーバーグの場合はどうだろう。少なくとも彼がソシャゲガチャとか週末の予定とかを考えている訳がないことは明白だ。ソシャゲガチャどころか、メタバースの空想で大忙しだろうし、週末の予定どころか100年後の未来を平気で想像しているだろう。

 

人が無意識になるとき、脳内をさらけ出す。

だからといって、偉人のマネはできないから、凡人は凡人らしく行くしかないのか。いやそれもそれで悔しいし、負けた気がするからやめた。私は、この無の時間に、周りの人をもっと楽しませる方法の1つや2つでも考えることにする。