書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

8000円の革手袋を落として嘆ク

 

おととい土曜日、先輩と同期で忘年会に行ってきた。先輩の買ったばかりの高級車にワクワクしながら車移動した。たぶんそのときだった。飲み、スーパー銭湯、カラオケオール、松屋というフルコースであった。とくに酒飲み後の入浴は大変危険だと皆様にも忠告しておく。久々の遊び。ハメを外したもんだから革の手袋を、最近買ったばかりの渋いイケてる革手袋を、先輩の車の中に置き忘れたのだと思う。その紛失したかもしれないとう不安感もさることながら、それ以上に心配になったことがある。それは、大のおとなが何か手持品を紛失したという事実を48時間経過した今でも根に持っていることである。極論、また買えばいい。そして、財布やスマホを紛失するよりは全くマシではないかという、もうひとりの天使の囁きはまったく効かない。たかだか手袋一つ落としたくらいで、アラサーの僕はこんなにも苦しんでいる。その揺るがない事実にまた苦しむのである。と思えば目の前の同期はコンビニで買ったのだという毛糸の手袋を、私の目の前でちらつかせていた。お気に入りの手袋を失くした私と、お買い得な手袋を所有し続ける彼。完全に私の負けである