書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

いつもと違う順番で行動してみる

 

今日の帰り道、いつもとちがう道で帰った。いい眺めだった。新鮮な気持ちだった。さらに便乗して、家に着いてから、いつもはスーツから脱ぐところを、不意打ちでうがい手洗いからしてみた。これも成功だった。人がふだん何も考えずしている行動というのは日々たくさんある。その行動のたびに、いちいち脳を働かせなくてよいのは、脳の深いところでスーパー記憶をしているからだ。自転車が一度乗れる様になった人が一生乗り方を忘れないのと同じ。しかし、一度深いところで刻まれた、脳にとって当たり前なことは金輪際ずっと安定でありなんら驚きはない。そして脳は楽をしたいようにできている。そこに刺激を加えるだけで、ちょっとの変化点で脳はぜんぜん違う視界をみせてくれる。だから、魔が差したように、唐突にちがうことを日常生活に織り交ぜていくことはけっこう大事だと思う。行動「順」を変えるだけで、2歳くらい脳が若返ったようなパワーがある。ささいな変化はわりと人生を好転させるヒントなのかもしれない。