書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

妄信的読書は自己投資ではない

 

さすがにここ最近は本を買いすぎてる感がある。社会人になってから読む本の種類も偏りだした。小説などほんとうに読まなくなった。それなりの自己啓発本を読み、なんとなく平均的な社会人になりつつあることを感じる。その反発心から、最近はぜんぜん違う分野のことに挑戦している。具体的には脳のこととか、動植物のことが好きだ。それなりにのめり込むようになった。とりあえず自己啓発本はもう休もう。頭の上限がすでに溢れかえっている。それよりは、雑学でもいいから確かな知識を増やしたい。話がつまらない人というのは、たいがい具体的な知識を備えていないからだと思う。本は自己投資、というのはモノによると思う。その妄信的行為にこそ、なんの疑いもハードルもなくお金を捧げることの怖さがある。購入ボタンを押すときの顔はどんな顔をしているか、本心で欲するものなのか。一晩眠れば収まる一過性のものかもしれない。妄信的読書はときに毒であり、得られるものといえば、迷いと次なる本への渇望という無限ループにすぎない