書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

やりたいことを100年考え続けても、やりたいことは出てこない。

 

世界一やさしいやりたいことの見つけ方、という本が苦手だ。毎日やりたいことを記録し続ければやりたいことが必ずやりたいことが見つけるという理想も苦手だ。

 

結局やりたいことをあれこれ悩んでいるよりも、まずはやってみるに越したことはないと思う。ただしこの大情報化社会の中で、やってみたいことがない、は禁句。今がもし原始時代ならそんなヤツは腹ごしらえする前に野垂れ死んでしまうだろう。やってみたいことに触れる網は無数にある。情報は無限に開かれている。

 

だから、馬鹿なことでもいいのだから、なんとなく自分の頭を離れないような些細なことでもいいのだから、実行に移すこと。それでやっとスタートラインに立てるのだと思う。僕も今はふつうに収入を得て、それなりに暮らしていきたいから、その最低限の希望にうってつけなラクなサラリーマン生活を続けている。大多数が乗るごくフツーのレールに今も乗り続けているだけ。

 

目標設定から実現までいちばん楽な方へ流れている。給料だけ給料日にしっかり頂いているだけ。

 

だけどこんな生活をいくら続けていても、手元に残るのは少しの老後のお金と課長職という安い肩書きだけだし。世界中で同じような人生プランをいったい何千万の人々が歩んできた!? 人生の転換期を迎える年齢にあたり色々考えてしまうのである。決してネガティブな時間ではなくて、自分と向き合う時間だから後ろ向きなことは全くないのだが。

 

スマホや読書やゲームに一時的に逃げてるだけ

手の届かない芸能人の誰かを批判して

自分のこと棚に上げてるだけ

一番楽なのは何も考えないこと

 

よし、もっと強く生きよう

なにか、見つけよう。