書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

2年前の手帳を見返すということ

 


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昨年の手帳ではあまり変化がみられない。2年前の手帳がほどよい新鮮味を得られる。今では行かなくなった店で外食していたり、考えられないような価値観を持っていたり、目を見張るほどの良いことを書いていたり。過去の手帳は自分をあらわす鏡そのものだ。それをこまめに振り返る時間は、下手な自己啓発本よりよっぽど有意義な時間である。恥ずかしいような、こそばゆいような気持ちをグッとこらえ、思い切って見開いてみる。過去を見ているんだけれど同時に未来も実感できる不思議なじかん。昨年の手帳より2年前の手帳を見返すほうが勇気がいる。だけどもその勇気に見合う価値は十分にあると思うのだ。カフェタイムの相棒は本だけじゃない、手帳も大事な相棒だ。