書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

オリンピックを開催して本当によかった

 

 ピクトグラム開会式の様子を鑑賞した。全50種目競技を生身の人間がリアルタイムで次々に体現していくことなど誰が思いつくだろう。素晴らしい発想と構成であった。この時点で、同じ日本人でよかったなという日本への誇りをもった。そのうえ頭からつま先までを全身専用フォームに身を包んでいるため、結果的に自然な感染対策もできており、理に適っているという優れもの。

 そして、オリンピック開催を最後まで断固反対していた頭の固いおじさん達。みているか。開催してよかっただろう。もう彼らはオリンピックを心から楽しめないだろうし、無理に観なくていいし、今後テレビのワイドショーで顔も見たくない。

 延期期間としては1年間であったが、われわれ日本人は、1896年ギリシアアテネで開催された、第1回オリンピック大会から連綿と続く歴史を途絶えさせなかった。今大会が後世に語り継がれるほどメモリアルな、なおかつ21世紀人類の新たな道標を示せるような式典になればいいなと思う。

 会場やTシャツなど随所にプリントされたTOKYO2020の文字もエモい。この言葉に込められた意味は重い。TOKYO2021ではいけないのだ。五輪史上初となる、1年越し分のパワーを各国選手からヒシヒシと感じる。それはまさに大地を地球を 揺るがす程の魂の叫びとも言えるほどの大きな大きな鼓動である。