書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

おそらく100円で味わえる非日常

 

僕の近所にマックがある。だからいつでも100円を差し出せば、いくらでも居させてくれる。ふつうに仕事のある日、家で夕食をたべた後、行ってやろうかという気持ちにさせる。だがいつもそれは夢見物語でおわる。なんか翌日に響きそうとか、100円が無駄になるんではないかとか、今キムタクがCMしているけれど絶対こんな使い方間違っているという罪悪感を抱いてしまうだろうから、まだこの非日常には踏み入れずにいる。だが、今週後半から始まる、社会人のわずかな夏休み。なにもない平日に、今からフライングで非日常しちゃってもちっともバチは当たらないはず。そうだ、何を恐れることがあるだろう。気持ち高らか、志騎士のごとく100円を握りしめたままソファでうたた寝る主であった