書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

明日決めるという決断も立派な一つの決断だ

 

きょうきめろ、いますぐきめろという切迫した場面が嫌いだ。もしそんな状況に遭遇することがあれば、私には絶対判断ミスを犯す自信がある。なぜ今すぐ決めなければならないのか。そもそも本当にそれは今すぐ決めなければいけないことなのだろうか。何も考えずに、一日寝かすだけで良いアイデアに変わることがあるというのに。明日決めるという決断も大事な一つの決断だ。勇気のある決断だ。そうかといって次の日いいアイデアが降りてくる保証もない。そんな不確定な未来に今から懸けようとしているのだ。周囲を心配にさせようが関係ない。そもそも今すぐ決めることができないと、脳が拒絶反応を示しているのだから。その代わり、一日寝て何も思い浮かばなければ潔く諦める。切替え切替えの積重ねで、人の時間は回りだす。無理に事を進めようとするから歯車が狂いだす。時間という外部の力を借りるから、この身一つで想定もしなかった、最高の考えが降ってくる。まずは「明日決める」という決断をするところから。さぁ勇気を持って、自信満々に明日決めよう。