書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

雑念に囲まれたくない時間、囲まれたい時間

 

 朝とくに出勤前の朝は、雑念に囲まれたくない時間だ。とくにその日中に必ずやらなければならないマストがあると尚更である。脳になにも入れないという選択をするだけで、朝の通勤時間は貴重な思考の閃き時間へと生まれ変わる。変わり映えのしない平凡な一日であれば、ラジオやYouTubeに存分に浸りながら、あたかも自分の部屋のようにリラックスしながら電車に揺られていればいい。だが特別な朝はそうはいかない。それら一切を排除するまで。勝負の朝は、雑念に囲まれたくない。そういうことだ。

 反対に、雑念に囲まれていたい時間も存在する。私の場合はそれが昼にあたる。何も問題が起きていない朝まではよかった。しかし昼は、いくつかの問題が何かしら発生しているはずである。ここでいう問題とはトラブルに限らず、自分が予想だにしない事物全般も含む。そこで昼は、思考を中断するための時間とするのだ。無限刺激デバイススマホ」が活躍する。取り組まなければならない問題から一旦離れる余地を与えてくれる。対象物から距離をおくことで、脳が素の状態へと解放され、名案が思い浮かぶこともある。根を詰め過ぎてもアタマデッカチになるだけだ。

以上のように、
勝負の朝は雑念に囲まれたくない
問題の昼は雑念に囲まれたい

とこんな感じのマイ脳内。二種類の環境を用意するのだ。とりあえず今のところ私はこれで上手くいっている。