ハロウィン前の三密監視?
新時代の人間観察?
たまたま開けたYouTube ANN NEWSチャンネルにて、夜の渋谷の様子が生配信されていた。
10月22日木曜日の23時くらいの様子を見ていたのだが、ふつーに歩行者がいるという印象だ。だが通常のそれとは明らかに違う。それは細部を見ていてわかる。スクランブル交差点の真ん中でふつーに写真を撮る人たち、3人でふつーに腕を組む大学生、南米の方のご夫婦。田舎のそれとは明らかにちがう光景が画面越しに広がっていた。
動体視力を要するので、次々とやってくる人の流れを目で追っているだけで眼球のほうから眠気がやってくる。もはやここまでくれば、就寝前の読書と同程度の効果があるのではないか。いうなれば、就寝前の人間観察といったところ。
10分もぼんやり眺めていると、画面の中があたかも仮想現実のような錯覚を帯びてくる。しだいに、画面内で動く人々の姿がどうしても現実のものと思えなくなってくるのだ。
いつの日かワイドナショーで松ちゃんが言っていた。夜の渋谷の街の様子をあてに晩酌していると。
その気持ち、今では少しわかる気がした。
p.s.
渋谷スクランブル交差点の信号って思ったよりすぐ変わる