町の図書館で借りてきた司馬遼太郎の本を一冊読了した。その最終ページに司馬遼太郎記念館の文字があった。
次の3連休は11月後半までやって来ないことも相まって、今日行くしかないと思い立ち急遽行ってきた。はんぶん運命。
本館は「記念館」と銘打っているが、司馬氏自宅の隣接地に安藤忠雄氏設計の建造物が建てられ一体化した形をとる。司馬氏本人の自宅ということもあり、ガラス張りの書斎も外側から垣間見ることができた。
眺めてるだけでも知的な匂いがこちら側に漂ってくるようだった。数々の世界的名作を生みだした空間に思わず一礼をしたくなるほどの重厚感があった。
ちょうど「燃えよ剣」の土方歳三と「竜馬がゆく」の坂本龍馬の特集がされていたので、良いタイミングで今回足を運べたと思う。本書の描写もあり、一度でも両著を読んだことのあるファンなら感動がフラッシュバックされるはずだ。
また、本館出口の手前付近に300円でコーヒーを飲めるポイントがあり、机には司馬遼太郎氏の作品群が並ぶ。つまり究極的には、一日中過ごすにも申し分ないスポットであると言えるのだ。
本日の戦利品 + 公式サイトリンク https://www.shibazaidan.or.jp/
ちょうどブックカバーが欲しかったところだ。しかも司馬先生の刻印つき。もっともっと読書したくなるモチベーションを上げてくれそうである。ちなみに帆布製。
これから司馬さんの本を読むときは、これを被せて読むことにしよう。