今年はアレのせいで(耳タコかつ唇タコなくらい異常に聞いたし言ったからもう字面さえ見たくない)時間だけが過ぎたような年だった。
一年の振り返りといえば、基本的には年の瀬に行うものだが、あえてこのタイミングで一度やってみようと思い立った。まだ時間が残されているタイミングで振り返りをやった方が、根本的に一年のやり残しが減るんじゃね?という考え方だ。おまけにここ最近は、朝夜と過ごしやすい日が続いてかつ阪神の調子が良いときた。こんな絶好のコンディションもあるまい。というわけだ。
早速本題だが、私の2020を一言でいい表すなら、「映像」だろう。在宅中の一番の楽しみが正直これである。
気に入っている(気に入った)映像コンテンツを列挙してみると、
・プロ野球阪神戦
・中田敦彦のYouTube大学
・瀬戸ぷーん弘司
・都市伝説のNAOKIMAN SHOW
・仮面ライダーW
・セブンルール、マツコ有吉かりそめ天国、水曜日のダウンタウン
・以下、NHKコンテンツ
ねほりんぱほりん、チコちゃんに叱られる、LIFE、突撃カネオくん、ドキュメント72、金曜日のソロたちへ、逆転人生、深海のやつ
YouTubeも悪くないが、ご覧の通り今年の私はNHKまみれである。最近はNHKの番組が放送後一週間観られる無料のNHKプラスにも加入し、さらなるNHKライフを満喫しているところだ。まぁTVerのNHK版と思っていただければよい。
昔はNHKというと、ニュースくらいしかロクに観ず、親世代の観るものという固定観念があったが、NHKの番組は心に残るものが多い点が気に入っている。まぁ私が年をとっただけかもしれないが
たとえば、素人が出演する番組は各局あるが、せいぜい街角インタビューや仕掛け人という立ち位置が関の山だろう。しかし、NHKは結構ガッツリと素人さんを主役にした番組が多い印象だ。しかもちゃんと面白い。
・一癖も二癖もある人生を送ってきた方たちをとことん掘る、ねほりんぱほりん
・日本全国のマイナースポットに72時間カメラを置き続けてリアルを撮る、ドキュメント72
・一癖も二癖もある独居人のリアルな夜を同時進行+分割画面で映し出す、金曜日のソロたちへ
・毎回クオリティが世界レベルな、深海のやつ
以上。2020を一言で表すなら、私はNHKですというお話であった。今とにかくNHKが(私の中で)アツイのはお分かりいただけただろうか?
p.s.
「リアル」に触れること自体が難しい世相である。そんなとき「映像」は、遠隔地にいながら、我々に最たるリアルを提供してくれるものだと私は信じている。今だからこそ映像の力強さと可能性を感じる。たくさん泣き、たくさん笑い、たくさんパワーをもらう、それが映像の力だ。