書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

新しい書体を7つ考案してみました。

 

 

今日買った、この本の影響をもろに受けました。


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そして、ノリで7つほど新書体を考案しました。

新しい万年筆もあることだし。

 


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①無名体
僕のふだんの筆跡なので、なにも考えず無心でかいた字体です。なので「無心体」でもよかったのですが、ググったらなんか仏教用語とかに出てきそうだったので、この名前にしました。無名体、名前をあえて付けるほどではない字体ということです。


②O脚体
下半身に重心を置いた字体。横長でどっしりとしたイメージから名付けました。わりと筆圧強くなりがちな字体かもしれません。

 

③ズッコケ体
文字を斜めに書いたらおもしろいのでは?という発想から生まれました。ただ書いてみて、一つ欠点に気づいたのですが、これ横書きならまだいいですが、縦書きの場合は読むときに酔ってしまいそうですよね笑。


④ピタゴラ体
幾何学的な工作的な、創作意欲的な字体にしたくて考案しました。名称は完全にNHKピタゴラスイッチに感化されています。文字と文字とがカチッとはまりあうイメージに合致したので。ピタゴラス体でも悪くないですが、まぁそこは語感の問題ですね。


⑤ヘイセイギャル
丸文字の書体一つは欲しいなということで、誕生。丸文字といえばギャルでしょうということで、ギャルという単語は必須でした。平成を頭につけたのは、「平成」に「ギャル」は一見死語なので、その不調和感を出したかっただけです。だけどこれは、丸文字を時代遅れとディスってるんじゃ?と思われても仕方ないかも。語感も気に入ったので、まあいいですよね!


⑥なんちゃって体
一見、由緒あるつなぎ文字(草書体?行書体?)にみえるが、全くそんなことはないので「なんちゃって体」


⑦ちりしぐれ
直線の棒を散りばめ、結果的に偶然文字のように一本線が折り重なったというモチーフのデザイン。ちり(塵)がまばらに、ちりしぐれ。

 

以上♪

 

ちなみにこんなフォント沼にハマってる僕が、今日出会った字体はこちらです。コンビニで買いました。毎年暑いシーズンになると必ず飲んでるお気に入りです。

今までパッケージの字体など見向きもしなかった私です。

 



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ソルティライチ。フォントというフィルターを通すと、ふだんの景色が違った景色にみえるのが楽しいです。よく見ると、すごく珍しい書体で商品名がプリントされていることに気づきました。


ありがとう黄色い本。

世界を広げてくれて。

愛のあるユニークで豊かな書体。なるほどな。

 


『愛のあるユニークで豊かな書体。』 フォントかるたのフォント読本