書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

当たり前じゃないインフラ。

 


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日々何気なく使う水、電気、ガス。

 

非常事態宣言発令により、人類史上類をみない事態に陥っている昨今。

 

朝起きて何気なく眠気まなこで、蛇口をひねる。それでも当たり前のように水が出る。そのまま歯ブラシを口につっこむ。

 

いや、ちょっと、まて。

最近、今まで当たり前に思えたことが行動前にちょっと待てよ?と立ち止まる習慣になっている。非常時においても通常時と同じように、当たり前に恵みを受けられること、これってすごく奇跡なのではないか。

 

水を通すところ、電気を流すところ、それぞれの場所に、こんな非常時にも関わらず「人」がいてくれる。感染のリスクに晒されながらも、いつもの仕事をいつもと同じように取り組んでいただいている。

 

医療従事者への感謝はもちろん必要だ。

しかし、こんなときでも、当たり前のように通常業務を遂行してくれる人たち。私は彼らに対しても感謝と敬意を向けるべきだと思う。まさに一人一人が職人の域だ。

 

そんな職人の存在が、いつもと同じ生活を支えてくれるのだと思うと、「いま働いてくれているすべての人たち」に胸が熱くなるのだ。