年末になると一年の振り返りをしたくなる。なんかソワソワするんですよね。これはもはや日本人の宿命といえるでしょう。例に違わず、私もその一人です。
さて、タイトルにあるように今年のふり返りとして、自分を形作ったものの中で影響が高そうな「よんだ本」と「みた映画」の数について集計してみました。
2019年は、
本80冊、映画35本。
この数字が多いか少ないかは分かりません。実は私、このような記録を取り始めたのはこの2019年に入ってからでした。20代としてはどうか、さらに言えば20代会社員としてはどうかという平均比較もできません。データとして、多分どこも統計をとってないと思われるからです。私個人としてはあってもいいのになぁというデータだとは思っています。
本の合計冊数
まずは本のことから。
本が80冊ということで、4〜5日に1冊のペースで何かしらを読んでいるという計算になります。こういう身近な数字に置き換えると、一気にイメージし易くなりますね。しかし、この80冊という数字は過去の本を読んだ冊数も含まれています。なんと、けしからんという読者様もいらっしゃるかもしれません。しかし、ここには私の読書に対する考え方があるのです。正直、生きていて、人生の中で2度以上読みたくなる本に出会えることは中々無いことと思っています。
一回しか読まない(読みたくない)本に、教えてもらえることはありません。あぁ、こんな世界もあるんだなくらいの安っぽい感想でおわりです。しかしやはり、二回以上よみたくなる本というのはその点、全く違います。本の方からではなく、読者の方からなんとしても手繰り寄せたくなるほどの魅力をもつものです。本好きとして僕はそんな本に出会えると、やはり心震えてしまいます。つまり、
一回よむ本≪≪≪こえられない壁≪≪≪二回よむ本
たかが一回の差ですが、読書においては本当に大きな差だと思います。そんな本と出会えるということは、人生において一人の親友、パートナーと出会えることと同義だと思っています。すみません、本について僕に語らせると白熱しちゃって、いつも同じような着地点に落ち着いてしまうんです。ちょっと僕の欠点ですね。
映画の合計本数
さて、映画の35本。
これも例に違わず、身近な日常生活ベースに落とし込んでみます。月に3本、何かしらの映像作品を観ているという計算になりました。これは正直、統計など意識せずとも問答無用に多いと思います(笑)20代会社員の中でも、というより会社員の中でも多いほうでは!?という私の自信満々ぷりでございます。
なぜなら少なくとも、私の周囲にここまで映画を観ている同世代はいないし、目上の人も聞いたことがありません。だから、こんなに映画のことについて語りたいのに…できない…!という生唾を飲み込んだ経験が何度もあるのです。
みんな、どうして映画を観なくなったのでしょうか。若者の映画離れという言葉も定着しすぎて、最近は言葉そのものもあまり聞かなくなりました。でも、そもそもですが、みんな、映画は元々観ていなかったんじゃないのでしょうか。ちなみに私が観るようになったのは、大学生になってからです。大学生というのは人生のモラトリアムであり、時間が膨大にあります。
そんな中、私の身近に映画好きの方がおられたので、映画をいっぱい観てたら自ずと映画好きの体が出来上がっていたという訳です。でも、今ふりかえれば本当にこれはいい経験だったと思います。だって、映画って本当に人生そのものだと思うから。たくさんのキャスト、たくさんのスポンサー、たくさんのスタッフが2時間弱という短さに、本気で人生をかけて詰め込んでいるという事実にまず、ふるえています。(先程の本の紹介時もそうでしたが、基本的に僕は一定のラインを越えると大概ふるえます)
その事実だけでも奇跡なのに、作品がめちゃくちゃ面白かったら、我々はどうすればいいのでしょう。もう、涙を流すしかないじゃないですか。
ということで、以上。
本と映画についての熱い思い。
2019年バージョンをお送りしました。
まとめと来年の目標
今日は少しでも、みなさんに
あぁ、書店ちょっと寄ってみようかな、最新映画の上映スケジュールでも眺めてみようかな、と第一歩をふみだしていただけたなら、今回の記事は成功です。
最後に来年の目標を言って、本記事を閉じることにします。
2020年の目標数
本 100冊
映画 50本
目標というのは何でも、キリがよく暗唱でき、心に留めておけるものが良いという。
来年もいけるか、書くザトウクジラ。
2020年も人生を加速させたい男の孤独な闘いはつづく…