書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

一日、一行でもいい。

 

昨日の記事を書いてふっきれた。
読者300人達成ありがとう記事のこと。


ブログってそんな大それたことを書かなくていいんだ。一日、一行でもいいんだなって。


より短く洗練された文章にこそ、極限まで削ぎ落とされた書き手の美しい魂が宿る。思いはしぜんと行間に込められるものだ。


行間を読ませるようになることが、我々ブロガーの真髄であり、真骨頂ではないかと思う今日この頃である。


まず、書くこと。
考えてはいけない。


人間、考えると、妙に合理的な行動を取ろうとしとことんドツボにはまる。実際この記事も、最初は一行だけ書く気で書き始めた。

 


書き手が書くことを継続するのと同様に、
読者も「読むこと」を継続してくれている。


そんな一字一字の積み重ねが、大袈裟ではなく、お互いの関係を作り上げるのだ。手紙とも、物語ともちょっと違う。


書きたいことを書き、
読みたいことを読む。


究極に削ぎ落とされたシンプルな関係こそ、この世で最も長続きする魔法なのだと私は信じていたいし、これからもそれは覆ることは無いだろう。


こんな古風な関係性。今どきちょっと他にない。
少なくとも私は、今のこの感じが、なんだかとってもとっても気に入っている。