書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

徹夜で会社朝礼を考えてしまった男の末路(全文あり)

 

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 みんなだいきらい、出勤でさえ荷が重いのに、会社で荷が重〜いイヤな朝礼。こんなのもブログになるのです。言ってしまえば、コードが言語であれば、何でもブログに変換可能なのです。いやむしろ、せっかく苦労して考えたのだから、「ブログでも発表しないともったいないじゃないか」というスタンスの方が僕は強いですが。
 
以下、2019年4月2日朝礼の全文です。本当にこの通り発言したやつです。
 
開口一番に、
(おはようございます。平成31年4月2日 朝礼を始めます。)
 
 
朝この場に立つと、いつも思うことがあります。つくづく私は朝礼の似合わない人間だということです。一日のお客様を言うときでさえ、肩に力が入ります。
 
どなたかがされている、朝礼を聞いているとき。
今この時に、皆さんの前に出て自分が何かを発信するとき。
 
いっけん同じ事実を共有しているはずなのに、見える景色が変わるだけでこんなにも違います。
 
誰かがやってくれると思うのと、自分がやると決めてやるのとでは、意識の面でもかなり変わっくるものだなと思っています。
 
 
おとといの日曜日に、この朝礼のネタを探すためにNHKプロフェッショナル〜仕事の流儀を何気なく観ておりました。そこには先日プロ野球を引退された、イチロー選手の姿が映っていました。
 
なにげなく耳を傾けていますと、
イチロー選手が毎年欠かさず実践していることがあるそうで。それはマリナーズにいるときも、ヤンキースにいるときも必ず、地元神戸の球場で練習する日を設けていたということです。なんとその練習の場には、おじさん野球とも言えないくらいの、野球がただ好きで、趣味として野球に打ち込んでいるだけの一般の人たちが、それもいつも同じメンバーが、イチロー選手と一緒に練習をされているようです。その事実だけでも驚きなのですが、イチローがそんな彼らへの思いを爆発させたシーンが私の印象に残っています。
 
それは若い記者の、何気ない質問から始まりました。
「イチローさんは毎年、この方たちとわいわい野球をされているんですね」
 
イチローは真剣に返答しました。「わいわいじゃないです。」
「僕も彼らも一生懸命やっているんです。」と。
「僕と野球ができるのは、野球のうまい人ではないです。野球に前向きな人です。後ろ向きな人はいりません」と言われていました。
 
至ってシンプルなのですが、すごく奥の深い言葉で素敵な考えだな、と思いました。
 
 
何事も日々前向きに取り組んで精進していきたいなと、改めて強く感じた出来事でした。
 
以上で朝礼を終わります。
本日も一日よろしくお願いいたします。 
 
 
周囲「8888888888」
ぼく「////」
 
 
周囲の反応は上々でした。少なくともその週は、職場の6人から僕の朝礼について触れられ、褒めてくれました。本来の仕事でももっと褒められるようになりたいって思いました!(つまり、今回の朝礼は自分自身にもいい影響を与えてる!)
 
思い切って朝礼考えてよかった! 前夜2時半まで考えてよかった!
というより、ネタ提供者のイチローさんにありがとうを言いたい。
 
 
僕のこの日の朝礼は、何一つ欠けてない、まさに花道でしたかね。
 
まだ入社後2回目の全体朝礼を終えてみて。
僕って、やっぱみんなの前で、みんなに注目を浴びながらできる朝礼そのものが好きなんだと思います。
 
ここで一つ思いきって、朝礼代行サービスなんてどうでしょう、需要ありますかね?