書くザトウクジラ

人類の幸せから、仕事の愚痴まで。

週に一度、完全無意志の日をつくる

僕にとって無意思の日はだいたい、仕事のない土曜日もしくは日曜日としている。無意志とは文字通り、人間としての意思をなくし、本能の思いつくままに事を運んでいくことである。昼間からビールを飲み、夕食は出前を注文し、高尚な本は読まない。こんな感じ…

ブログという不特定少数の心地よさについて

たとえばSNSは、常に世界とつながってる感がある。ブログもそれと同じく、インターネット媒体なので世界とつながっているはずだ。しかし、間違いなくそのはずなのだが、どこか身内感がある。そもそも今の中学生や高校生は「ブログ」を知っているのだろうか。…

仕事ができる人は偉いわけじゃない

自分の体感では、仕事ができる人が3割で、残り7割がふつうくらいの人と、仕事ができるわけじゃない人だと思っている。デキルヒトからすれば、デキナイヒトに時間を割かれたくない思いがあるのだろう。なんでそんなことも分からないのかと投げやりになり、口…

最悪な日の次の日は、だいたい平凡な日だ。

毎日毎日生きていりゃ、どうしようもなくツいてない日はある。最悪という日が来るときもある。面倒な電話をとってしまった、上司が不機嫌なときに話しかけてしまった、ラーメンのスープにマスクを落としてしまった… 不運なことがあっても宝くじで10万当てた…

今日こそ1駅目で本を開こう

仕事上がり、バスや電車に乗る。ほんとうはすぐ本を開きたい。本の世界へ浸りたい。しかし、相当な胆力がなければスマホの波に飲まれてしまう。魅力的でカラフルな情報の波に飲まれてしまう。本はモノクロでちょっと弱い。しかし、いちばんカラフルなのは想…

忙しいときは分身してます

自分はふたりいると思い込んだら、忙しさは一気にファンタジーになる。新しい仕事が舞い込もうがどうでもよくなる。吹っ切れる。忙しいとき、仕事の多さより、忙しさそのものにイライラしてる気がする。頭が思考停止し頭が火照る。細かなミスで余計に自分を…

おじさんになってCoCo壱番屋の良さが分かるようになりました

学生くらいまでは、ココイチのカレーなんてカツカレーで1000円もいくし、味もそこまでだしとか思っていた。しかし、今年に入り急激にココイチ推しへと変貌した。むしろあのマイルドさがいい、そして飽きのこない完成形の味なのだと思うようになった。さらに…

無の時間こそ"生"を実感できる

ただ散歩する、ただ思考する、ただぼーっとする。まはやこれは一般現代人の最大の刑のように思える。この時間で〇〇ができたのにという後悔の連鎖は永遠につづいてゆく。この時間があれば、SNSできたのに、動画を見られたのに… まるで、つねに何かに触れてい…

11月30日を境に時間の流れが早くなった

それはまるで永遠に金曜日を繰り返している感覚だ。一週間が長い一日のようでもある。1年の締めくくりが近い。忙しい、と一言で片付ければそれまでになる。そんなものでいいのだろうか。時間感覚が目まぐるしいというこの稀有な感覚を、環境的要因のせいに…

仕事をしているときだけ、仕事のことを忘れられる

矛盾していると思われるだろうか。仕事をしているときに仕事を考えること、これは当然のことで、皆がやっている。しかしこれはある意味で、仕事について真には考えていない状態とも言えるのではないか。ただ仕事に従っていればいい。会社のルールのなかでプ…

哲学者という資格はない

いわゆる哲学者という呼び名は、過去の偉人になって初めて与えられるものだと思う。ソクラテス、カント、ニーチェ… 彼らは「哲学者」という資格を持っていたわけではない。世界を動かすほどの多大な功績をもって、その立役者として「哲学者」という称号を得…

元気のない人をみると元気がでる

我ながらめちゃくちゃ性格がわるいと思う。周囲に元気のない人がいたり、なんか怒ってる人がいたり、なんかブツブツ言ってる人がいたり。そんな人たちを見ると妙に安心してしまうのだ。性格の悪さうんぬんじゃなく、体がそう反応してしまうのだから、もはや…

これから関係が続いてく人とだけ付き合えばいい

会社でキライな人が数名いる。今日その一人にめんどうなことを頼まれた。明らかにソイツでできる仕事であり、人に頼むのにも値しない小さすぎる雑務だった。かちんとなった。私は雑用係じゃない。 人間関係には7:2:1の法則がある。7がふつうの人、2が良好な…

大人は失うものが多いから、たくさん稼がないといけない。

小学生の頃は数百円のお小遣いしか出なかった。だけどそれでも、友だちと遊んだり、家族で出かけたり、今とはまた別の楽しさがいつも日常の傍によこたわっていた。きっと満たされるものが多かったから、お金は最小限でよかったのだ。いっぽう大人は、無理を…

勤労感謝の日が年に一回だけなのはおかしい

勤労で社会経済をまわしてるのに、勤労を感謝するという名目の祝日が一日のみとはどういうことか。逆に年に一回しかないから、その日を迎えるたびに腹が立つ。また、年1感謝の日がやってきた、というような冷めた具合である。そもそも勤労感謝って誰から誰…

朝、今日の本を選抜する時間がすき。

あさ時間のない中、今日読んでおきたい、持ち歩いておきたい本たちを最大3冊までピックアップする。ほんとうに時間がなければ、3秒で3冊選ぶ日もある。しかし、あんがいそういう選び方をした本が直感で選んでいるので、本能レベルで読みたいと思っている本な…

休む日と書いて休日と呼ぶ

よく芸人がインタビューで休日に何をしているか聞かれるらしい。そのときは、休日は休んでます。と堂々と答えるそうだ。オードリーの若林もそうするらしい。そう言われたら、言われた方は、一言の反論もできない。休む日と書くのだから。この攻略法の発展に…

会社の昼休みにドラクエやってます

片手一つで物語に浸れる幸せを噛みしめている。この土日から、積みゲーだった、スマホ版ドラゴンクエストⅣ導かれし者たちをプレイし始めた。セーブは教会でのみ書ける冒険の書というやつだ。いまは最初のボス戦に向けて、装備品を強いものにするべく、ゴール…

24時間後も欲しい本は迷わず買うべし

庶民な私。本好きだが、お金が減るのは悲しい。本好きだが、いちおう毎回この両者を天秤にかける。無限の読書欲と有限の貯金。読書家の永遠のテーマのように思う。あと有限の書棚。そこで一区切り線を引くことにした。それがタイトルにもある、24時間後も欲…

大谷翔平に地球は狭すぎる

史上初めて満票でメジャーMVPを2回とったり、小学校にグローブ6万個を寄贈したり。もはや生きる伝説級の存在。それはまるで野球を愛し、人を愛し、神に愛されているかのような存在だ。底なしの勇気と、全身から出る自信に満ち溢れたオーラと。周囲と世界を笑…

金曜日はいちばん最強になれる

金曜日の特別感というのは、社会人だけでなく学生も知っているだろう。朝起きて、ベットで金曜日と気づいた瞬間から気持ちが高ぶってくる。ちなみに今日はこれをした。昼ココイチにも惜しみなく平気で行くし、仕事中マウントレーニアを平気で嗜むし、家に帰…

たまには書かない日も必要だ

書くことが日常行為すぎてマンネリ化する。それは避けられないこと。ならば、最初から、自分の意志で書かないという選択をおこなうのだ。選択をしたのだから、のちに、書かなかったことを後悔することは少なくなる。心から書くことが好きな人は、丸一日も空…

大多数の人は、人生に行きづまってから本を読むので間に合います。

必要に駆られて読む読書と、娯楽として教養としての読書がある。前者は、喉が渇いたときに飲む「水」だ。早いも遅いもない、ジャストタイミングでの対処と位置づけられる。後者は、即効性は無いが、のちにジワジワ効いてくる「お酢」である。前者の生き方で…

子供時代、30歳のお兄さんはめっちゃ大人だと思ってました。

いま、ボクが実際にそのお兄さんの年齢+αになりました。今度は40や50の人をおじさんだと思うようになりました。こうやって年取っていくんだと思いました。自分勝手に都合よく。きっと、生きた年月の良いとこ取りが年齢ってやつなのだ。この5年後も、10年後…

社会には器用な人も不器用な人もいる

今年のGW明けから、会社にずっと来ていない社員がいる。ウワサによるとメンタル面でということだ。その人は真面目で、人から聞かれたことはしっかりと下準備をして回答するような誠実な人だった。だから好かれる人には好かれるけど、苦手な人とは関係性の構…

通勤時間は、本を何冊読めるかのチャレンジタイムだ。

憂鬱な月曜日の朝。さらに憂鬱な朝の通勤時間。無気力の時間は、自分の好きな時間の使い方に強制的に変えてやろう。たとえば、自分なら、通勤時間を本何冊読めるかのチャレンジタイムに変えてやる。朝は憂鬱だけれど、頭は一番冴えている。スマホのKindleア…

ああ今日も人間まみれです。

よくもまぁ毎日こんなに人間まみれで飽きないなと思う。自分は人にあまり嫌われたりせず、ときに好かれながら上手くやっている。不満があるとすれば、日本人はほんとに全然人を褒めるということをしない。基本ゼロベースなので、たとえば誰かが週に一回だけ…

週に一度、何でもしていい日をつくる

僕にとってそれは今日、金曜日である。 ハーゲンダッツいちご味を食べて、350mlの黒ラベルをのんだ。 そういえば、昼ご飯は醤油ラーメンを食べに行っていた。 週に一度くらい、何でもしていい日があっていい。 たまには王様になっていい。 だって僕らは、弱…

卵焼きを三等分する日、僕はもう少しだけ大人になる。

微力ながら、余裕のある朝は卵焼きを作るようにしている。家にいる奥さん用と、僕の弁当用だ。今は2人分しか作ってない。赤ちゃんはまだ小さいからだ。しかし、いずれもう少し年月が経つと、僕は3人分作ることになるだろう。今よりもっと、顔は色黒で凛々し…

怒ったら100%損なのになんで人は怒るのだろう

定年一歩手前の会社の人に、かんたんな確認とお願いをした。ぜんぜん無理難題とかじゃないのに半ギレだった。言い方の語尾がキツかった。その人は最近、物腰やわらかな人だなと惹かれつつあったのに。今日のそのたった1分少しの電話やりとりで、僕の中で音を…